一口に菊芋といっても今や様々な種類の製品が出回っています。
テレビや雑誌などで取り上げられて菊芋の薬効が知れ渡るようになると、生のキクイモからドリンクタイプや錠剤、粉末パウダー等々儲かりそうだから作って販売する業者さんが急激に増えました。
しかし商売優先でお金が簡単に儲けられるという理由だけで、菊芋について詳しい研究や知識や経験や情報のない農家の方や販売業者さんが殆どで、菊芋を知らないで安易に連作栽培し加工しているため、菊芋の形状は同じでも品質がどんどん低下し劣化しています。
その様な菊芋をシイタケや野菜を乾燥する簡単な乾燥機で乾燥チップにし販売している農家もあり、衛生知識に乏しく雑菌まみれの可能性があります。


我々は菊芋の成分やその効果と安全性について20年近くもの長きにわたり様々な研究機関と共同研究してきました。
蓄積した研究結果や治験データーは多大な時間と労力と研究費がかかっており、その安全性と効果について科学的根拠を基に明確にしてきました。

現在では、生のキクイモからドリンクタイプや錠剤、粉末パウダー等に加工したものまで実に多くの商品が出回るようになってきましたが、菊芋は生命力が強く簡単に育てられる為に、ここ3~4年で多くの農家の方が参入しています。
さらに健康ブームに後押しされて多くの食品業者も販売を始めました。
様々な菊芋商品が販売され消費者は一体どの商品が良く選べば良いのか判らなくなっています。
実際、菊芋の粉末を安価でお求めの方から『三か月ほど摂取したけど、却って数値が上がってしまったが、どの菊芋が良いのか・・』という相談も頂いております。

菊芋の成分の中心は水溶性食物繊維のイヌリンです。
このイヌリンの量が菊芋を選ぶ際の一番のポイントになるのです。
菊芋のイヌリン成分は多糖類の一種で繊維質が多いので、腸内で余分な糖分や脂分をゲル状に包み込み排泄する役目もあります。
イヌリンが改善・予防に大いに影響を及ぼす訳ですが、一方で慎重に扱わないとその効果は半減してしまいます。
最悪の場合、半減どころか、逆にマイナスの結果につながることにもなりかねません。
なぜマイナスの結果につながるかと言いますと・・・
菊芋のイヌリンは時間の経過や外気の影響を受け最終的には単糖類であるフルクトースに変性してしいます。
フルクトースに変性した状態の菊芋を摂取すると、イヌリンの本来の効能が失われて却って数値が上がってしまうという事が起きる可能性があるのです。
ですから、菊芋を選ぶ際には慎重に品質の良いものをお選びください。


更に菊芋は栽培する土壌の良し悪し、栄養分の豊富な土地なのかどうかで品質が決定的に左右されます。
高温多湿の地域や連作している土壌、化学肥料、バランスの悪い有機肥料、除草剤を使用した畑では菊芋の形状は大きく立派でも栄養バランスが崩れ大切なイヌリン量も低下し、ビタミンやミネラル等の微量元素も少なくなってしまいます。
元来、菊芋の耕作適正地は寒暖の差のある寒冷地で、原産地は北米(カナダ)です。
日本でも南の地方で栽培が見受けられますが、菊芋生来のエネルギーに欠ける可能性があります。
また、狭い日本の畑ではやむなく連作をする為に土壌菌が単一化し、生命力の強い菊芋でも病気が発生します。
それを有機肥料と化学肥料で補いますが有機肥料といっても鶏糞・馬糞・牛糞等の肥料で、動物の餌に抗生剤や成長促進剤等が含まれており要注意なのです。
その他、化学肥料は地中に硝酸窒素が増えて癌の原因とも言われており、元気になろうと思って食べていても逆効果になりかねません。

現在、品質の最上位クラスの菊芋は無肥料自然栽培、有機肥料さえも使わない天然自然栽培のドイツ産です。

体に取り入れて長期摂取する菊芋が無農薬であることは当然のことです。
あくまでも選ぶ大きな目安はイヌリン量で、他の栄養素とのバランスが良くイヌリンが多ければ多いほど良い食品で、使われる活着剤(ツナギ)等に特にこだわる必要はありません。
菊芋イヌリンは体全体の血流や腸内にも良い影響を及ぼします。
免疫やホルモン関係にも優れており、現代ではアンチエイジング商品として益々話題になってきました。
それにつれて多種多様な一見良さそうに見える菊芋商品ですが、産地、生産方法、主成分量(イヌリン量)をしっかり確認することが大切です。
継続的に摂取する物ですので体にどう影響がでるか、安心安全なものを選びたいものです。





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